大阪市の街路樹と公園樹


 大阪市は2018年度から『公園樹・街路樹の安全対策事業』を行っています。市HPによりますと、2018年度から2020年度の3年で、道路交通安全上の支障を来している街路樹(高木)9,000本を撤去し植え替えを行った、となっています。

 

 この表現では、『安全』のために街路樹を伐採し『植え替えを行った』ことになりますが、実際は何も問題のない街路樹も伐採し、伐採後に補植を行ったのは一部だけです。

 

 そして、同HPによりますと、2022年度から2024年度の間にさらに公園樹約7,000本(高木)と街路樹約3,000本(高木)を撤去するとのことです。

 

  2022年7月頃~2023年3月まで 工事実施予定(公園樹・街路樹)

  2023年7月頃~2024年3月まで 工事実施予定(公園樹・街路樹)

  2024年7月頃~2025年3月まで 工事実施予定(街路樹)



 大阪市の『公園樹・街路樹の安全対策事業』という名の樹木伐採は2018年度から始まりましたが、大阪市における公園樹の大規模伐採は、大阪城公園を指定管理にした2015年度に始まったと言えます。大阪城公園では2015年度からの3年間で約1200本の高木が商業施設建設のために伐採されました


 ここでは、大阪市の公園樹・街路樹の現状を現地調査・大阪市提供データを基に示します。


(このページの最終更新日:2023年2月18日)